会場 東京シアター× 電話03-5624-1181 料金 前売り:3800円/当日4000円(全席指定)

春雷 shunrai
マルセ太郎喜劇プロデュースVOL.10/シアターX(カイ)
作・演出
マルセ太郎
出演 北村晶子 斉藤昌子 矢野陽子 松山薫
維田修二 永井寛考 マルセ太郎
公演日時 2000年2月8日(火)〜13日(日)
先行予約受付中 メールのみ希望日時 人数 連絡先(郵便番号 住所 電話明記)
舞台イメージ 稽古場風景
マルセ太郎喜劇プロデュースについて
1993年より高度な喜劇を目指してマルセ太郎を中心に発足したプロジェクトは、今回が10回目となります。
それぞれの作品が高い評価を得ましたが、節目となる今回は、4人が共同経営する一軒の家を舞台にした新作に挑みます。
マルセ太郎の死生観が、その女性たちを通して、より深い人間喜劇となります。

台本を書くに当たって マルセ太郎
こんな経験はないだろうか。
その日は外は大雪か嵐で、とても外へは出られる状態ではない。そんなとき家の中に
いて、家族が、または親しい友人でもいい、ひとかたまりになって、酒でも飲みなが
らとりとめのない話に興じている。幸い誰も仕事はなく、外へ出なくてはならない用
もないので、そうしていられる。こんなときの、うきうきする楽しさったらない。で
きることなら、一生そうしていたいとさえ思うくらいである。
おかしいのは、これが、外はいい天気ではダメなのである。それだとすぐに、外と
つながってしまう。いつもの日常が襲ってくる。ないはずの用もつくりだして、人は
働き始めるだろう。あくまで外と断絶していなくてはならない。そこが孤島であるか
のように。
そこで「春雷」とタイトルをつけた。
郊外の一軒の家に、もう七十にもなる女たち三人、彼女たちの世話をしている婚期
を過ぎた女と四人がすんでいる。そこを訪れた男たち三人。
春のある日、外は土砂降り。ときどき雷鳴がとどろく。今は昔と、語り出す彼女た
ちの恋物語、果ては死生観に至る会話を、喜劇にしたいと考えている。